これから検討される方々が少しでも満足して頂けるよう、解説いたします。
〈後から気づくこうしておけば良かったポイント〉
⑴ 駐車場スペースの狭さ
⑵ 玄関の中がまる見え
⑶ 駐輪スペースが無い
⑷ 生活導線距離が長い事で起こる不便性
⑸ フェンスやCB(コンクリートブロック)が無い事で起こる隣地トラブル
⑹ 水たまりがたくさんできる
⑺ 雑草が大量発生する
⑻ 夜間、足下が暗く段差や階段が恐い
⑼ 散水栓、立水栓が欲しい
⑽ 建物の基礎の下部分の露出

現在の家族構成や将来のライフプランに合わせて、車の数、車の大きさ、開閉スペースを考慮し住宅建築の位置を検討すると良いでしょう。
土地と面している道路から停車しやすくプランニングすることもとても大切です。
駐車スペースの狭さにも土地の条件だけが問題とは限りません。例えばカーポートの柱もまた車が停車しにくくなる要因のひとつとなります。
柱の位置等も考慮した商品セレクトを行うように心がけると良いでしょう。
外構デザインプランはあくまで一般的な駐車サイズで作成致しますが、車種によっても大きさは様々です。
デザイナーに車種やこういう使い方、停め方をしたいといったお客様のえがく情報をお伝え頂けるとより良いプランが作成できるかと思います。

毎日使用する場所で家の中もしくは唯一床面部分等も見えてしまう場所となります。
そういう理由から、玄関の中が間接的に見えない工夫をされる方も増えています。門塀を外構デザインで採用したり一般的にクローズ外構と呼ばれるデザインの方は主に玄関の中は見えにくくなっています。
費用面を抑える方法のひとつとして玄関ドアを50センチほど開けた角度の延長上に中高木程度の植栽を植えることで、ストレスの軽減につながる場合もございます。
門塀の位置については駐車スペースや敷地の条件によって様々となりますので、玄関から近い場所に塀を設置する場合や離れた位置に設置する場合などお客様の敷地に合わせたプランを共同で作り上げる事が大切となります。

駐輪スペースというと、子供が使用する自転車を想像するのが一般的ですが最近では大人も含め自転車で休みを使う方も増えており、街によっては自動車よりも移動が快適なエリアも増えております。
将来のイメージを持つことで外構デザインを作成する際にはイメージを伝えておくと良いでしょう。
例として一台用のカーポートで十分と思っていたとしても2~3台用カーポートを設置することで、サイクルポート等をわざわざ設置しなくても良い場合などもございます。地面部分を砂利といった停めにくいエリアにするのではなく、しっかりとした土間コンクリート等でエリアを設定したり、塀の中に場所を創る事で自転車の見えない保管場所としてスペースを考慮する事も良いでしょう。。

毎日使う駐車場から玄関までの導線距離を強く考えていない事から、道路及び駐車場から玄関までが遠くなってしまうことも不便に思うひとつです。雨の日や荷物を多く持っている時などは特にストレスの原因となります。
門扉もまた防犯上の特性もある事から採用される商品のひとつですが、一旦立ち止まる為、雨などの日には不便に思う事もあるかもしれません。
門扉にもスライド式、引き戸タイプ等様々なスタイルがあるので考慮すると良いでしょう。
アプローチラインは長ければ不便さもあるかもしれませんが、来訪されるお客様にとってもこだわりのアプローチデザインは素敵に感じて頂けることもございます。

CB(コンクリートブロック)を境界線の手前側に設置しておく事で将来的なトラブルが回避できます。
現在でも隣の方と仲が良く境界線上にCBを設置し共同で使用するといった例がわずかですがそういった例があり、それはおすすめすることはできません。仲が良かったとしても土地を売却後違うオーナーになった後トラブルになりかねません。
他土地との境界線をしっかりと引くという理由からCBブロックは必ず設置することをおすすめします。
フェンスもまた立体的な境界線を伝える手段のひとつです。
知らない人が敷地を歩行していたり、車など敷地を通行したりと防犯的にも設置することをおすすめ致します。

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